在学生が卒業生にインタビューしてみた「Too:遠山さん」
卒業生にインタビューしてみた「Too:遠山さん」
キャリアサポート課の企画「キャリアサポート課の職員も卒業生にインタビューをしてみちゃう」シリーズ第2弾は株式会社Tooの遠山さんです。
卒業生
遠山 佳代さん
2019年3月 デザイン工学部 デザイン工学科 プロダクトデザイン領域 卒業
2021年3月 理工学研究科(修士課程) 機械工学専攻 修了
現在 株式会社Tooサポートビジネス部システムサポート1課1係勤務。入社2年目。
学生時代(学部・大学院)はデザイン工学部吉武研究室に所属し、卒業研究は「食品表示におけるこれからの情報提供のあり方~利用者の体験向上のための検討と提案~」でした。
インタビューした人
芝浦工業大学キャリアサポート課(豊洲) 鷹野さん
(通称:「芝浦デザインの母」または「芝浦の母」)
今、どのようなお仕事をしているのか教えてください。
株式会社Tooでエンジニアの仕事をしています。Tooは100年以上の歴史がある会社です。クリエイティブ関係のお客様を中心に、制作に必要なツール(Macや各種ソフトウェアなど)の販売から、導入後の技術支援・スキル講習までをトータルサポートしています。私は技術支援を行う部署で、デバイスの保守契約を結んでいるお客様のPCトラブル・修理対応の仕事をしています。メインはMacのノートブック・デスクトップ製品ですが、Windowsノートブック製品の対応もしています。
その他、サーバーやセキュリティソフトの運用サポートなど、企業の情報システム部(社員の使うPCや会社全体のIT管理をしているような部署)のお仕事をサポートするような業務もしています。
大学受験についてお伺いします。なぜ芝浦工業大学デザイン工学部に進学を決めたのでしょうか。男子が多くて不安はありませんでしたか。
元々理系志望で、学部に悩んでいたのですが、芝浦工大のオープンキャンパスに行った際に、デザイン工学部でPhotoshopで車のデザインのデモをしているブースを拝見しまして…大変感激したのがきっかけです。元々イラストが好きだったので、理系でデザインが学べるのは面白そうだなと思い、決めました。
在学中はどのような学生でしたか。印象に残っていることなどを教えてください。
大宮キャンパス時代は、部室に入り浸っている学生でした。音楽部に所属しておりました。 印象に残っていることは、プロダクトデザイン演習の授業がとても強いです。アイデアを出して、自分で新しいモノ・コトをデザインするのはとても大変な作業でしたが、やりがいがありましたし、0から何かをデザインしていく過程は、貴重な学びだったなと感じます。
学生時代の経験が、社会人になった現在も活きていることを教えてください。
データ整理や発表資料を作成する機会が多々あるので、Adobeソフト(IllustratorやXDなど)の使い方や基礎的なデザインの考え方は現在も活きています。
また、チームで1つのものを作る作業を多々経験しましたが、ディスカッションやアイデアの出し方・まとめ方なども経験できて良かったなと感じます。
逆に、学生時代、もっとこうしておけば良かったと思うことはありますか。
学生生活の後半でコロナ禍になってしまい、なかなか機会を作るのは難しかったのですが、自由な時間が多いうちに色々旅行したかったなと思います。
なぜ株式会社Tooに決めたのか、決め手を教えてください。
アルバイト先に、昔Tooで働いていた方がいらっしゃって、そこからTooを知りました。元々アニメやゲーム等のサブカルチャーが好きで、そういった分野に関わりたいなと思っていて、Tooはデザイン系のお客さんも多いと聞いていたので入社を決めました。
入社前と入社後で会社の印象は変わりましたか。
いわゆる「上司」「部下」のような堅苦しい雰囲気はあまりなく、気軽に相談できる社風だと思います。
内定者のときから同じような雰囲気を感じていたので特にギャップはありませんでした。
最後に、後輩へメッセージをお願いします。
大学で勉強したことは、社会に出てからも無駄にならないことがたくさんあったなと感じます。
勉強だけでなく、バイトや部活動など大学時代でしかできないことはたくさんありますし、全て大事な経験だと思うので、ぜひ楽しんでください!
取材を終えて
当日の取材は、プロモーション計画論(後期木曜2限)にご登壇いただく前に、写真撮影と少々の雑談で、大筋は文書にて回答をお願いしました。
プロモーション計画論の会場入りの前に、本部棟5階と6階のオープンラボをご案内しました。その際、6階の研究室に指導教員の吉武先生がおられ、思わぬ再会を果たしました。吉武先生も遠山さんも本当に嬉しそうでした。吉武先生は「今日はこの後、プロ演(プロジェクト演習)があるから、時間が取れないけど、必ずまた来てね、絶対だよ!」と言っておりましたが、あんなに嬉しそうな吉武先生を初めて見ました。
遠山さんは、プロモーション計画論で、後輩に向け、堂々とお話をして下さいました。もともと優秀な学生だったことは存じ上げておりましたが、遠山さんの才能を引き出してくださる株式会社Too様に感謝しながらお話を聞いておりました。今後のますますの活躍を楽しみにしております。