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デザインプロモーション研究室の学生2名が2022年度日本デザイン学会秋季企画大会で学生プロポジション優秀賞を受賞
デザインプロモーション研究室の青木 絵美さんと増渕 舞さんが2022年度日本デザイン学会秋季企画大会で学生プロポジション優秀賞を受賞しました。
指導教員
蘆澤 雄亮 准教授
大会名
日本デザイン学会・2022年度秋季企画大会学生プロポジション
受賞者1
青木 絵美さん(機械工学専攻2年)
賞名
学生プロポジション優秀賞
発表題目
漫才の記述法構築に向けた試行
研究内容
研究目的
お笑いコンテンツには、面白くて笑えるものがある一方で、笑わそうとしているにも関わらず面白くないものがあり、これらにはどのような違いがあるのか? 漫才を可視化する記述方法を構築し、笑いが起きやすいパターン・法則性を見つけ、再現できるようにすることを目的としています。
研究内容
漫才を視聴し、セリフを書き出しながら、そこに出てくる「ボケ」「ツッコミ」「会話や切替部分」などがどのような順で展開されているのかを可視化する記述方法を提案しました。また、これらの漫才を構成する要素以外にも、漫才の話の展開を可視化する記述方法の提案を行っています。
今後の展望
笑いが起きやすいパターン・法則性を見つけ、再現できるようにすることで、それらを作りだそうとしている人たちの発想支援ツールとして応用できればと考えています。
受賞者2
増渕 舞さん(機械工学専攻2年)
賞名
学生プロポジション優秀賞
発表題目
定性観察調査を用いた適切な組織マネジメントの方法論の提案
研究内容
研究目的
実際の企業等での実地観察を行い、「組織が良い状態であること」の論の考察。 また、その状態に対しどのような組織体でも有効な方法論を検討、その疑似実験を行い、方法論の構築と提案を行います。
研究内容
実際に観察をおこなっていた企業での課題などの発表です。
今後の展望
組織学を扱う学問の傾向より、時代や文化に沿った論が多く見られる(特に経済活動が大きな影響を及ぼしている)が、学校の研究室など経済活動に直接関わらない人間の集合が組織となりうる場合も多くあります。本研究では、組織の定義を「ある目的を持った人間の集合」とし、経済活動を伴わない組織でも共通して有効になるような一般論的な方法はあるかを提案します。