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UXデザイン研究室の学生2名がが第5回ウェルフェアデザインコンテストで部門賞受賞、入選

第5回ウェルフェアデザインコンテストにて、UXデザイン研究室の米倉 裕加さんが部門賞を受賞、齋藤 精一郎さんが入選しました。

指導教員

吉武 良治 教授

大会名

第5回ウェルフェアデザインコンテスト

受賞者1

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米倉 裕加さん (デザイン工学科3年)

賞名

部門賞(インフラストラクチャー部門)

作品名

「Train Time Disk」

作品内容

電車が遅延している際、電車が何分遅れているかという情報よりも、あと何分で来るかが、利用者にとってより知りたい情報である。本研究では、電車到着までの時間をシンプルに知らせることで、到着まで時間計算の手間を解消し、乗車までの時間を有効に活用できるようにすることを目的とした。

電車のプラットフォームに、電車があと何分で到着するか、という情報を表示するシンプルな情報表示板の設置を提案した。現在、時間遅れの情報提示やアナウンスはあるが、待ち時間が一目でわかる工夫はほとんどなされていない。駅のホームの情報提示のありかたを提案し、電車の待ち時間を有効活用できるよう検討し、提案した。

シンプルなアイディアであるが、利用者(ユーザー)が真に必要としている情報をより深く考え、検討し、そのひとつを実現するための具体的なデザインを提案できたことが評価された。

受賞者2

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齋藤 精一郎さん(デザイン工学科3年)

賞名

入選

作品名

「true walk」

作品内容

身体への負担が大きくなるような「悪い歩き方」を矯正し、「良い歩き方」にすることで、ウォーキングから得られる健康効果を、しっかりと受けることができるようにする。

シューズのインソール部に圧力センサーを組み込み、ウォーキング時の足裏の重心の位置を推測する。インソール部は空気で膨らむようになっており、重心の位置が悪い場合は適当な箇所を自動的に膨らませ、重心を移動させることで歩き方を矯正する。

ウォーキングをする人だけでなく、普段の歩き方に問題がある人やO脚などで悩んでいる人にも効果が期待できる。