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UXデザイン研究室の学生2名がが第4回ウェルフェアデザインコンテストで入選
UXデザイン研究室の梅原 康平さん、石橋 力さんが第4回ウェルフェアデザインコンテストで入選しました。
指導教員
吉武 良治 教授
大会名
第4回ウェルフェアデザインコンテスト
受賞者1
梅原 康平さん(デザイン工学科3年)
賞名
入選
作品名
「Mobility Ray」
作品内容
駅構内などで人の流れを物理的に区画し、強引に“規制”するのではなく、光の動きを使ってなだらかに“誘導”するインフラストラクチャーの提案に取り組んだ。
駅構内の天井から気象現象である天使の梯子※を駅構内に人工的に作り出し、その光を導きたい方向に動かすことで、人の流れを視覚的、心理的にデザインすることを目的とした。
スケールの大きさと、駅構内に大掛かりな装置を設置しようという発想が評価された。また、駅という密閉された空間に光を灯すことで、災害時の避難誘導などに応用が利くのでは、という講評を得た。
※雲の切れ間や端から光が漏れ、光線が柱や放射状に見える現象
受賞者2
石橋 力さん(デザイン工学科3年)
賞名
入選
作品名
「T-Ball —あなたの代わりに遠くを見渡す警報機—」
作品内容
交通事故の発生場所などの調査により、交差点での発生頻度が多いことがわかったため、交差点での事故原因を分析し、交通事故を減らすための提案に取り組んだ。
使用環境として、事故の多い「信号のない市街地の交差点」に絞った。球体という形状を用い、その表面を光の輪が移動することで、歩行者及び自転車利用者に対してどこからみても車の接近・進行方向をわかりやすく知らせてくれるオブジェクト(サイン)を提案した。
高齢者はもちろん、聴覚や色覚に不自由を感じている人でも確実に認識できるよう、光に動きを取り入れた点や、配色を考慮して視認性を高める工夫をした点が評価された。また、大きな工事を必要とせず、既存のポールに取り付けることができるように工夫した点なども評価に繋がった。