感性インタラクションデザイン研究室

子どもからお年寄りまで誰にでも使いやすいデザインを!

担当教員:梁 元碩

人間が製品、サービス、システムを使用する場合、良い経験をできるように、物理的、感性的観点で眺めて、ユーザと製品間の相互作用(インタラクション)に関して理解が必要です。それに基づいて最適なインタラクションの設計を行い、プロトタイプおよび使用性評価によって使いやすくて便利で魅力的な感性インタラクションをデザインする方法について研究しています。

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インタビュー動画

社会のために

子どもからお年寄りまで誰にでも使いやすくわかりやすいデザインに取り組みます人間がつくり出すすべてのプロダクト、情報システムをより楽しく、使いやすくするための方法を学ぶことを目標としています。

誰にでも使いやすく魅力的な感性インタラクションをデザイン

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梁 元碩 教授 YANG, Wonseok

技術に差がなくなってきた現在、単にモノを創りだすのではなく、個々のユーザのニーズにどれだけ寄り添えるのかが問われています。そこで、人とモノ、サービス、システムが上手く関わり合ってより良く使えるようにするためのインタラクション(相互作用)の研究を物理的、感性的観点から行っています。身のまわりのさまざまなモノがインターネットで繋がりサービスを提供する、話題のIoTなども、研究対象です。また、本学では海外協定校の学生とのワークショップを行うグローバルPBLも盛んですので、グローバルな観点から研究に取り組む学生もいます。生活行動パターンに合わせて機械同士が調整し合い、子どもからお年寄りまですべての人々が楽しく元気に過ごせる未来が、もうそこまで来ています。

近年の卒業研究テーマ

  • 自動車車室内における音楽体験と会話のためのパーソナル音場の提案

  • グローバル展開サービスにおける情報提示の一貫性について

  • Eコマースでの3Dコンフィギュレータの有用性 -カーソル操作におけるユーザービリティの向上-

  • UIの情報提示の違いがユーザーの心理に及ぼす影響-セルフオーダーのスキャナビリティを中心に-

  • 若者のアルバイト早期離職に対する心理的サポートについて

  • 待ち時間の認知における情報提示の有用性について -スプラッシュスクリーン活用の試み-

  • UIエレメントにおける「かわいい」感性の活用について

  • 情報表現がユーザーの認知及び負荷に与える影響 -サムネイルのUI的特徴を中心に-

  • オノマトペを用いた情報提示による質感認知への影響

  • 地域観光の情報発信におけるタッチポイントの検討 -若者のSNS利用特徴の調査を中心に-

  • オンライン決済における心理的な不安解消に関する研究 -インタラクションの待ち時間について-

学べる分野

[デザイン工学] [感性科学] [心理学] [情報科学] [芸術学]

キーワード

[インターフェースデザイン] [感性工学] [ヒューマン・インタラクション] [ユーザインターフェース] [人間中心デザイン] [マルチメディア] [プロダクトデザイン] [感性価値創造] [IoT]

所属学会

[日本デザイン学会] [日本感性工学会] [情報処理学会] [韓国デザイン学会] [韓国人間工学会]