ソフトウェアデザイン研究室
現代社会を支えるソフトウェアを正しくデザインする!
担当教員:野田 夏子
今や社会のいたるところにソフトウェアが組み込まれています。目に見える建築物で設計(デザイン)が重要なように、目に見えないソフトウェアもそれを正しく設計することが重要です。では、目に見えないものをどのように設計すれば良いのでしょうか?また、その正しさをどのように確認すれが良いのでしょうか?このためのさまざまな方法を研究し、現在社会を支えるソフトウェアの品質の向上をめざしています。
インタビュー動画
社会のために
さまざまな電化製品や乗り物などに組み込まれるソフトウェア、あるいはビジネスを支えるシステムを動かすソフトウェアを設計する際に利用されるツールや手法に適用されます。
すべてのモノ・コトが正しく動くためのソフトウェアの設計を考える
野田 夏子 教授 NODA, Natsuko
スマートフォンや家電品、エレベーターや自動車、銀行システム、都市を支えるインフラまで、私たちの生活を便利にするほとんどのモノやサービスにはソフトウェアが組み込まれ、その動きを制御しています。そして、今まで単体で動いていたシステムがつながりあって、より便利なサービスを生み出すようになってきました。この多くの要求をクリアするために複雑化したソフトウェアが正しく動くためには、まずソフトウェアを正しく設計することから始めなければなりません。ソフトウェアデザイン研究室では、この設計とそれに基づいてつくりだされたソフトウェアの検証に焦点を当てて研究を行っています。驚異的な速さで進歩する人工知能(AI)にも、私たちの研究する設計と検証の技術が必要とされています。
近年の卒業研究テーマ
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アスペクト指向設計のためのデザインパターンの提案
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Webサイトの開発環境・運用環境の決定方式
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ARを用いたホームセンターにおけるレジ業務支援
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イラスト制作時の考え方を利用した、プログラミング初学者のためのp5.jsの学習サイトの開発
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ルールの実行時解釈を可能とするアスペクト指向モデル駆動開発環境の提案
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メタバースの特性を考慮した利用時の品質分析手法の提案
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国際標準との比較によるUI作成ガイドラインの活用支援
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アスペクト指向開発環境のマルチオブジェクトへの拡張
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アスペクト指向モデリングメカニズムの拡張の提案
学べる分野
[デザイン工学] [情報科学] [情報工学]
キーワード
[ソフトウェア] [モデリング] [組込みシステム]
所属学会
[IEEE] [情報処理学会] [日本ソフトウェア科学会]